地域発展を目的として活動している、天童市雇用創出協議会の「労務研究会」にて、おかわりセミナー【「私」のための求人票】を開催いたしました。
前回のセミナーの後、昼食をいただきながら「もう少し深めたい!」と、日程を決め、8月に続いて2回目も担当させていただきました。
「ちょっと間が空きますが・・・」なんて話していたのはつい先日のこと。あっという間に2ヶ月でした。
冒頭のウォーミングアップに「コロナ禍の職場のコミュニケーション」についての情報交換
私のセミナーはたいていの場合、空気を暖めるウォーミングアップに、雑談や他のテーマでお話をする時間をとります。
今回は、「コロナ禍の職場のコミュニケーション」について情報交換をしました。
コロナ禍
・組織的には開催されていない
・外でのイベント(グラウンドゴルフや芋煮会)の開催
・小旅行・大旅行へ向けた積立の時期とする
・飲みニケーションしたいけど我慢。(年代によって、我慢と思わない若者がいる事実がある)
・「親睦会」主催の「ウォーキング大会」→チームで競い合い、賞品もある。結構盛り上がる!
・写真を撮って、みんなで見せ合う→他者理解に繋がる
withコロナのこれから(予定)
・部門毎(小規模)の開催
・今のところ忘年会や新年会の予定はしている
が、状況を見ながらとなっている
参加社数9社の方からは、上記のような話が出ました。
「人と人とのふれあいを大事にしていきたい」という思いは、どんなご時世も共通で、その手段が多様化してきていると感じます。
(そういえば、オンライン飲み会は、最近、あまり聞かなくなりましたね)
採用セミナー │「私」のための求人票
同じ天童市に主屋を構える仲間が集い、お互いの求人票を見あって、質問やアドバイスをし合いました。
社内では「当たり前」の言葉が実は専門用語だったり、会社にとっての「普通」が実は他の人からみると羨ましい「ウリ」だったりと、他社との交流によって気付きを得る、いい時間となったようです。
真剣の1枚の求人票を見て、話し合う上の写真のお二方は、三和油脂の門脇さんと天童木工の岸さん。同じグループだった日新製薬さんについて検討していました。
このような姿があちこちで見受けられ、自社だけでなく、地域の仲間の会社について真剣に想い、話し合う姿、とても印象的な天童の会員企業の皆さまでした。
求人票では伝えきれない、各社魅力に、私も少し触れることができ、この想いや、技術、会社の魅力を、どうやってでも若者に届けたいと強く思いました。
もっともっと、県内企業の魅力を知って、次世代を担う若者に伝えていこうと思います。
セミナー後の会食は、今回も豪華な御膳をいただきました。
頭も心もお腹もいっぱいの充実した時間でした。
参加企業様のご紹介
①三和油脂
安全・安心・おいしいを大事にされている「こめ油」を、まずは地元の子ども達に知って欲しいと毎年、天童市の中学生へプレゼントしている温かい社風。
ファンからは、ここぞの来客時は、この「こめ油」で揚げる天ぷらが最高!とよく耳にします。
②天童木工
誰もが見たことのある芸術作品の様な「オリンピックの卓球台」を作られた、Goodデザイン賞の常連。世界中を魅了する憧れの企業です。
③日新製薬 ④日新薬品
品質の高いジュネリック薬品の開発から製造から提供まで、一貫してグループ企業で行っています。「良い薬」を提供することを大事にし、多くの人の「健康・明日・笑顔」のため企業です。年々売り上げも伸びており、20・30代の若手社員が多く活躍中です。
⑤デンソーFA
「山形から世界へ」の言葉通り、自動車・医療分野において世界19カ国へ、工場で製品を作る機械そのもの=Factory Automation(自動化生産設備)を完全オーダーメイドで作り、納品されていらっしゃいます。
⑥前田コンクリート工業
身の回りにあるコンクリートは「だいたい」マエダが支えている!とのメッセージに驚き。前田製管ホールディングスの中の製造を担っている会社。「コンクリートは固いけど、頭は柔らかく」をモットーに、お客様の要望を形にできる企業です。
⑦山本製作所
創業100年以上「食」×「環境」を強みに、技術力のある機械メーカー。国内トップシェアで、世界へも目を向け、開発からアフターサービスまで一貫して行い、日本の食を支えていらっしゃいます。スーパー等の駐車場に設置してある精米機「コメ太郎」や、オシャレなインテリア「ペレットストーブ」まで幅広く商品化されています。
⑧野川商事
天童市民の「食」を支える給食センターや、山形県民お馴染み週末限定オープン「びっくり市」・また生活に欠かせないエネルギーまで「地域繁栄のパイプ役」の総合商社。グループ会社の多さに驚きました。
⑨ニチレイフーズ(山形工場)
日本で初めて冷凍食品を作った会社の直営工場。ここでは、スープやカレーなどのレトルト商品を製造。とくにカレーは、カレーマイスターやスパイスコーディネーターマスターの資格を持つスペシャリストが開発。本格的な味を日本はもちろん、世界中にお届けされていらっしゃいます。