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セミナー

「これみち講演会」~これが私の生きる道~ in 山形県立酒田東高等学校

先日、酒田東高(公式ホームページ)の名物イベント「これみち講演会」に参加させていただきました。

この「これみち講演会」は、自分の進路を考える上で大事なイベントだと、卒業生から聞いておりましたので、とても楽しみにしていました。

スーパーサイエンスハイスクール

酒田東高は、創立101年の現在、スーパーサイエンスハイスクールの指定校になっております。

スーパーサイエンスハイスクールとは、将来の国際的な科学技術人材の育成を図るための理数系教育の重点を置いたカリキュラムを行う高校です(全国で200校程度)。

この日は、卒業生を中心に庄内エリアで活躍していらっしゃるゲストが15名がご参加、各教室で話をして下さいました。

お医者様・弁護士・建築士・宇宙管制官・保健師・ゲームクリエイター・地元を盛り上げる活動をなさっている方々・東大卒で教師になられた先生など、そうそうたるゲストの中から3人選び各教室で交流できるという、なんとも贅沢な企画でした。

ゲストの教室へただ行くのではなく、①事前に調べて、②実際に話を聴いて、③振り返る、この過程が大事ですよね。

私はこの①と③を、頼れるビジネスパートナーであるWLS伊藤麻衣子さんと共に担当させていただきました。

伊藤さんが時代の移り変わりやこれからの世の中について講義されたあと、私は145名の生徒さん一人一人へ語りかける気持ちで、自分の「これまで」と「これから」のキャリアについて探っていただきました。

講演前の生徒さんの声

「弁護士って、実際にどんな人がなるのか聞いてみたい」

「設計士と建築士の違いもわかんないけど、建物 が気になるから聞いて見たい」

「鶴岡が宇宙とどう関わっているのか気になった」

「医療系に興味があって、保健師ってあんまり聞いたことないので、どんな仕事か聞いて見たい」

講演後の生徒たちのリアルボイス

「いつもの先生が、こんな想いで先生になったと聞いて感動した。私も先生になろうかな」

「弁護士になるって、想像以上に大変だとわかった」

「どんなに失敗しても、人生やり直せるし、何にだってなれると感じた」

「庄内に、こんなにすごい人たちがいると知って驚いた」

講演終了後の生徒さんのこんな声を聞かせていただきました。

私も拝聴させていたいて、3名だけなんてもったいない!みんな、全員のお話を聴きたいよね!と思ってしまいました。

ゲストのご紹介

映像制作を手掛ける、「オリーブ」代表の橋本道春さん

好きや得意、アイディアを次々と形にし実行してきたそのパワー。お人柄が現れる動画は、一度見たら忘れられない温かい、CM大賞に輝いた作品でした。

遊佐町を拠点とするオリジナルアパレルブランド『Oriori-japan
プロデューサー 藤川 かん奈さん

ブランドのキャッチコピー「誰でも、何にでもなれる」、この言葉はかん奈さんの話を聞いたら「私でも!」と思える、背中を押してもらえる勇気のでる魔法の言葉だと思いました。

前職の会社でインタビューをさせていただいたことがあり、今回お会いすることができ、ご縁を感じました。

鶴岡スペースステーション」 佐藤涼子さん

筑波宇宙センターにて、国際宇宙ステーション「日本実験棟きぼう」の実験運用管制官として従事していたという佐藤涼子さん。

庄内で宇宙に関する講演やイベントをして、子どもたちに夢を与えてくださっています。

酒田市 おがた法律事務所」 弁護士の薬丸先生

弁護士の勝手なイメージがガラリと変わりました。

柔らかで、おしゃれな薬丸先生。

弁護士になるまでって、こんなに大変なの?!

その勉強の大変ささえも楽しんで学んでいた薬丸先生は、受験時代のリフレッシュ法まで教えてくださり、身近な同じ目線で話してくれる先生として、憧れと親しみと、そんな想いが湧きました。

漬物のマルハチ」の金子さん

100年以上続く売上日本一の商品も多数「漬物のマルハチ」。

マルハチの金子さんは、この講演会の数日後は海外にいらっしゃいました。庄内の漬物は、日本だけでなく世界へも広がっております。

合同会社「work life shift」伊藤麻衣子さん

今回の企画全体をコーディネートされた伊藤麻衣子さん。

時代の移り変わりを文献やデータを多く用いて、ご教示いただきました。

なんとなくそうだと思ってたんだけど、実際にそうだったんだ・・・じゃあ、これからどうしていこうか…などと考えるきっかけを与えていただきました。

おわりに

この講演会は、学生はもちろん大人である保護者にも一緒に聞いていただきたい程、学びの深い企画だなと、私も大変刺激を受け、勉強させていただきました。

この学び多き場に共に参加させていただき、たくさんのご縁をありがとうございました。

酒田東高は、生徒自身の自主性を尊重しながら「知・情・意・力」を教育目標に掲げています。
今回の講演会では、生徒たちに将来を真剣に考えるヒント・チャンスを提供していました。酒田東高は「夢と希望を叶えたい人のために、いつでも大きな夢の扉を広げて待っています」というメッセージどおり、もし私が学生なら・・・と、羨ましくなるほど可能性を広げてくれる高校だなと感じました。

また、山形から向かう庄内の早朝、白鳥が空を気持ち良さそうに羽ばたいていました。同じ山形人でも、庄内の景色の豊かさに、気持ちが温かくなりました。